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収納のプロが教える!賃貸でもできる “見せない収納術"
2025.12.04
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限られた空間で暮らす賃貸住まいの方にとって、収納不足はわりと深刻な問題です。収納が足りないと部屋に荷物が溢れかえり、雑然とした印象になりがちですが、実は限られた空間でも工夫をすれば驚くほど快適に暮らせます。
そこで今回は、賃貸でもできる"見せない収納テクニック"をご紹介します。
限られたスペースを最大限活かすコツ
限られたスペースでも収納場所を確保するなら、デッドスペースを最大限に活用しましょう。とくに、ベッド下やソファ下のデッドスペースは収納には最適な場所です。
ベッド下にはキャスター付きの収納ケースを置くと、オフシーズンの服や寝具をすっきりまとめることができます。ソファ下には薄型のボックスを置いて、雑誌やリモコンなど、生活感を醸し出すアイテムを見えないように整理しましょう。
冷蔵庫横や洗濯機横など、わずかな隙間にも収納のチャンスがあります。隙間を埋めるように設置するスリムラックは調味料や洗剤の収納場所になりますし、キャスター付きのラックを置けば掃除もラクラク。収納ケースの色を床や家具に合わせると、インテリアの邪魔もしません。
賃貸でも使える壁面収納アイデア
壁面もデッドスペースになりやすい場所のひとつですが、壁一面もしくは一部を収納スペースとして活用することが可能です。そこで、デッドスペースになりやすい壁面の活用方法も以下にまとめました。
・縦空間を活かした「突っ張りラック」
壁に穴をあけずに設置できる「突っ張りラック」は、賃貸住まいの心強い味方。床から天井までの縦空間を使った「突っ張りラック」なら壁に傷をつけることなく、収納量を一気に増やせます。
ただし、小さな小物類や生活感が出てしまうアイテムを棚に直置きすると散らかった印象になるので、カゴやボックスに入れてから収納するのがおすすめです。突っ張りラックは白やウッド調などインテリアに合う素材を選ぶと、お部屋全体に統一感が生まれます。
・「貼って剥がせるフック」で小物を整理
棚やフックを壁に取り付ける“浮かせる収納”は床面積を占有しない分、空間が広く感じられるというメリットも。たとえば、貼って剥がせる粘着フックを使うと、軽い収納スペースを簡単に増やすことができます。
キッチンにはおたまや鍋つかみなどの調理器具をフックに吊るしておけば、料理中でもすぐに使えて便利です。玄関に設置したフックには鍵や洋服ブラシなどの小物雑貨をディスプレイして、おしゃれな空間を演出しましょう。
・「有孔ボード」でアレンジ自在の壁収納
等間隔に小さな孔が開けられた有孔ボードは、自由度の高い収納アイテム。フックやカゴを使いやすいように配置できるので、組み合わせやアレンジ次第で様々な収納に活用できます。
有孔ボードをデスクの上に設置して文房具やケーブルをまとめても良いですし、洗濯グッズや掃除グッズの収納場所としても活躍します。壁に穴をあけずにレイアウトを自在に変えられるところも、有孔ボードの魅力です。

片付けがラクになる収納ゾーニング
せっかく収納をつくって部屋を片付けてもすぐに散らかってしまう方は、ゾーニング不足が原因かもしれません。収納でいうところのゾーニングとは、家の中にある物の配置を決めること。使う動線に合わせて収納エリアを設計すると、出し入れしやすい収納が出来上がります。
たとえば、使用頻度が高いものは取り出しやすい目線から腰の高さに、使用頻度が低いものは上段や下段に。このように使用頻度でゾーンを決める場合は、頻繁に使うものとたまにしか使わないものに分類したうえで収納場所を決定すると、片づけが一段とラクになります。
おわりに
様々な制約がある賃貸住宅でも、ちょっと工夫をするだけで、十分な収納場所を確保することができます。収納スペースが足りないと感じた時は、賃貸に適した収納グッズもうまく取り入れて、快適に暮らせる住環境を手に入れましょう。
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