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内見でのチェックポイントとは?持ち物や流れについても解説
2025.10.30
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内見はお部屋探しにおいて、重要なステップです。お部屋を借りてから後悔しないためにも、準備をしたうえで内見に臨みましょう。
この記事では、内見時のチェックポイントや持参すべきアイテムなどをご説明します。
内見とは?まず知っておきたい基本ポイント
内見とは、賃貸物件を借りる前に現地に直接赴いて、お部屋や建物の内部を見学すること。アパートやマンションなど、賃貸物件の契約前に行う確認作業で、写真や間取り図では分からない細部までチェックする貴重な機会になります。
内見の流れ
① 不動産会社に予約
内見したい物件を見つけたら、さっそく不動産会社に伝えて日程を調整します。1日で複数件まとめて回ることも可能なので、いくつか気になる物件がある場合は予約時に伝えます。
② 現地で確認
内見当日は現地集合か、不動産会社に来店してから担当者と一緒に移動します。物件に到着したら、内見のはじまりです。担当者が物件を案内していきますので、気になる点があればどんどん聞いていきましょう。
1件の内見につき、所要時間は30分~1時間程度。ただ物件を見て回るだけでなく、お部屋や廊下の採寸も行うのが一般的です。撮影可能な物件では、写真も撮っておくことをおすすめします。
③ 検討・申し込み
内見後は不動産会社に戻って担当者と相談するか、現地解散して契約に進むかどうか検討します。内見で契約したい物件が見つかった場合は、そのまま申し込み手続きを進めることも可能です。実際に内見してみて候補から外れた場合は正直に伝えて問題ありません。
内見時にチェックしたいポイント
設備や収納、日当たりなど、内見時にチェックしておきたいポイントもまとめました。
・設備
照明やインターホンの有無、コンセントの位置や数など、生活に必要な設備を確認しましょう。エアコンや給湯器は年式が古いと故障しやすいだけでなく、光熱費が上がる可能性もあるので、年式もチェックしておくことをおすすめします。
・寸法
内見の際は、玄関の幅や大型家具を配置するスペースの寸法もチェックしておきます。洗濯機置き場は、幅・奥行き・蛇口の高さなどの採寸も不可欠です。洗濯パンが設置されている場合は、洗濯パンの内寸も測っておきましょう。
・収納
収納は数が多ければ良いわけではなく、使いやすい位置に設けられているかも確認が必要です。キッチン、玄関、洗面所、リビングなど、使いやすい場所に収納があるか確認してましょう。
・日当たりや窓からの眺望
室内の日当たりや窓の大きさはもちろん、洗濯物をベランダで干す場合は周囲に日差しを遮る建物はないかなども確認しておきたいポイントです。
・電波の入り具合
電波の受信状況は、スマホを使って確認しましょう。室内はもちろん、玄関や廊下の受信状況も確認要チェックです。
・騒音や騒音
大通りや線路沿いの物件は騒音が発生しやすいため、窓の防音性の確認も欠かせません。隣の部屋の生活音、上階の足音や物音、共用廊下やエントランスからの音も確認しておきましょう。
・水回り
水回りのチェックポイントは、キッチン・浴室・トイレの清潔感や排水溝の匂いなど。また、入居してから水回りの不具合が起きるとメンテナンス費用がかさむことがあるので、メンテナンス状況の確認も必要です。

周辺環境のチェックポイント:生活利便性や治安を見極める
物件選びでは室内の条件も大切ですが、周辺環境も暮らしやすさに影響を与えます。そこで、生活利便性や安全性といった観点から周辺環境のチェックポイントも整理しました。
生活利便性のチェックポイント
・交通アクセス
通勤や通学で交通機関を利用する場合は、最寄り駅やバス停までの距離を実際に歩いて確認してみることをおすすめします。自転車を利用するなら駅周辺に駐輪場があるか、夜間にタクシーを利用できるかなどもチェックしたいポイントです。
・徒歩圏内にあると便利な施設
スーパーやコンビニが、徒歩5分圏内にあると快適な生活を送れます。深夜営業の店も近くにあると、さらに利便性が向上するでしょう。病院や薬局、銀行や郵便局も徒歩圏内にあるといざという時に便利です。子育て世帯なら学校や保育園、子供が遊べる公園も確近くにあるか確認しておきましょう。
治安のチェックポイント
一人暮らしの女性や子育て世帯は、周辺エリアの治安も重要なチェックポイントです。
・該当の有無
昼間と夜間では街のイメージが変わるエリアもあるので、夜に物件周辺を歩いてみて、道が暗くないか実際に確認しましょう。
・人通り
適度な人通りがあった方が防犯面では安心ですが、飲食店や繁華街が近くにあると深夜の騒音や酔客の影響も考慮しなければなりません。
・交番や警察署
近くに交番や警察署があると、犯罪の抑止力になります。
・住民のモラル
ゴミ出しのルールが守られているか、街全体が清潔かどうかも治安の目安になります。
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内見時に持って行くべき持ち物リスト
内見の際にあると便利なアイテムもまとめましたので、はじめて内見をされる方は参考にしてみてください。
スマートフォン:室内や周辺環境の撮影に必要です。
メモ帳や筆記用具:気になる点やお部屋の状況、担当者からの説明を記録するのに便利です。
メジャー:家具や家電の配置スペースなどの採寸に必要です。
身分証明書や印鑑:当日に申し込みをする場合は、身分証や印鑑を用意しておくとスムーズです。
また、間取り図があると測った寸法を書き込みながらチェックすることができますが、当日は不動産会社の担当者も間取り図を用意してくるので、その間取り図に直接書き込んでもOKです。

