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【特集記事】 世界と住まいをつなぐプロたち― LandHousing 国際事業チームのストーリー "プレイ"

 

世界と住まいをつなぐプロたち― LandHousing 国際事業チームのストーリー "プレイ"

LandHousingの国際事業チームには、さまざまな国や文化のバックグラウンドを持つスタッフが在籍しています。 
海外から日本へ来るお客様の不安に寄り添い、言葉や文化の違いを越えてサポートすることが、私たちの大きな強みです。 
 

今回は、バンコク出身のイデ・タニダさんに、これまでの歩みや現在の仕事内容、そして仕事にかける想いについてお話を伺いました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バックグラウンド

まずは、イデさんご自身のバックグラウンドからご紹介します。

“私はバンコク出身のイデ・タニダです。これまで、タイ日本ハム(マリンフーズ)でイカ製品の営業職や、在日タイ王国大使館の領事部スタッフとしての勤務を経て、現在はLandHousingで国際事業を担当しています。”

 

学生時代から海外に触れる機会も多く、国境を越えた経験を重ねてきました。

“大学時代、アメリカの遊園地『Six Flags』でワーク&トラベルの経験をしました。海外で生活することがとても楽しく感じられたことに加え、日本のサブカルチャーが好きだったこともあり、川崎を選択しました。 
その後いったんタイへ戻り、日本企業で働きましたが、やはり日本で生活したいという思いが強く、再び来日し、在日タイ王国大使館の領事部で勤務していました。”

 

 

参考:Sixflags

 

 

こうした経験は、現在の仕事にそのまま活かされているといいます。

“私自身、初めて海外で生活したときは不安なことが多く、その経験が今の仕事にとても役立っています。当時の気持ちや経験を踏まえて、日本で暮らしたことのないお客様が感じる不安に寄り添い、適切にアドバイスすることができます。 
自分が海外生活を経験しているからこそ、国を移るお客様の不安や視点を多角的に理解し、より丁寧なサポートにつなげられていると感じています。”

 

 

 

 

海外生活での「失敗」も、今では大切な学びになっています。

“アメリカに初めて行ったとき、タクシーに種類があることを知らず、定額制を装ったタクシーに乗ってしまったことがありました。運転手からは出発時に提示された料金よりも最終的に倍近い金額を請求され、さらにチップまで求められました。 
運転手が体格の大きい方で少し怖く、結局友人4人で割り勘して支払ったのですが、今でも強く印象に残っている海外での経験のひとつです。”

 

LandHousingを選んだ理由についても、イデさんは率直に語ってくれました。

“タイ人スタッフが多く働いている環境に魅力を感じ、自分の知識や経験を最大限に活かせると思ったからです。同じタイの方々のサポートができる点にも惹かれました。” 

 

 

 

 

現在の役割・仕事内容

現在、国際事業チームの一員として、イデさんは幅広い業務を担当しています。

“物件探しや物件の事前確認(外国籍の方の紹介可否の確認を含む)を行い、お客様への物件提案から内見同行、申込手続き、審査に関する交渉まで一連のサポートを担当しています。 
また、契約関連のサポートや通訳、入居後のフォロー、アフターサービスも行っています。さらに、既存のお客様への感謝イベントや新規顧客獲得のためのイベント企画・運営も担当しています。”

 

特に大切にしているのは、「物件紹介だけで終わらない」サポートです。

“私自身、日本で生活を始めたとき、部屋探しはとても大変で、言語の壁や日本特有の細かなルールに不安を感じることが多くありました。知らないうちにマナー違反をしてしまうこともあり、『誰かに生活面まで含めてサポートしてもらえたら安心できるのに』と強く感じた経験があります。 
 

そのため、海外オーナー様や多国籍の入居者様と接するときは、単に物件を紹介するだけでなく、日本での生活全体に寄り添ってサポートすることを心がけています。鍵をお渡しして終わりではなく、入居後もスタッフとしてさまざまな面でアドバイスをし、不安を少しでも減らせるよう努めています。”

 

 

 

 

この仕事ならではの楽しさもあるそうです。

“お客様にお部屋をご紹介する仕事なので、これまで行ったことのないエリアに足を運ぶ機会が多く、毎回新しい発見があります。知らない駅に行った際は、その周辺にどんなお店や魅力があるのか歩きながらチェックして、お客様へのご提案に活かしています。 
 

また、もともと人と話すことが好きなので、鍵をお渡しした後もお客様と連絡を取り続け、時には一緒に飲みに行くこともあります。そのおかげで、仕事を通じて友だちが増えたことも、この仕事の大きな楽しさの一つです。”

 

文化や言語の違いに直面することもありますが、それも前向きに受け止めています。

“日本の方はとても気を遣う文化があり、あいまいな表現を使うことも多いため、こちらが意図を正しく理解できず戸惑うことがあります。でも、そうした独特の言い回しや慎ましさも、日本文化ならではの魅力だと感じています。”

 

チーム内のコミュニケーションについては、安心感のある環境だと話します。

“国際事業チームにはタイ人スタッフが多く、年齢も近いため、気になることがあれば遠慮せずに率直に話し合える雰囲気があります。仕事の中でトラブルが起きることもありますが、毎回しっかり相談しながら解決できています。 
 

不安や問題を抱え込む必要がなく、いつでもオープンに話せる環境なので、仕事が楽しく、働きやすいと感じています。小さなことでも隠してしまうと、将来的に大きな問題に発展することもあるため、言いたいことを言えない組織では働きづらいと感じます。こうしてお互いに正直に意見を共有できるチームにいられることを、とてもありがたく思っています。” 


 

 

 

 

 

 

人柄・価値観

仕事をするうえで、イデさんが大切にしている考え方があります。

“『相手の立場に立って考えること』を常に大切にしています。お客様でも、同じチームの仲間でも、相手が何を求めているのか、どうすれば一番良い形でサポートできるのかを意識しています。 
その積み重ねは、たとえ小さな『ありがとう』でも、必ず自分に良い形で返ってくると信じています。 
 

また、お客様が困っているときには、『もし自分が同じ状況で、誰にも助けてもらえなかったらどう感じるだろう』と想像するようにしています。そうすることで、より丁寧に、寄り添った対応ができるよう心がけています。”

 

オフの時間は、しっかりとリフレッシュすることも忘れません。

“ストレスが溜まったときは『お風呂に入る』ことでリセットするようにしています。 
 

以前、『頭を空っぽにしたいときはお風呂に入るといいよ』と教えてもらったのですが、本当にその通りだと感じています。 
その影響もあって、今では温泉に行くことが大好きになりました。リラックスできて、気分転換にも最適です。”

 

 

 

 

休日は、行動派な一面も。

“さまざまな場所へ出かけて、旅行や新しいスポット巡りを楽しんでいます。新しい人と話したり、新しいことに挑戦したりするのが好きで、いつも自分に小さなチャレンジを与えるようにしています。”

 

日本と母国・タイの違いを感じる場面も、仕事に活かしています。

“日本とタイの生活で大きく違うと感じたのは『病院の受診のしやすさ』です。 
タイでは24時間いつでも直接病院に行くことができ、常に医師が待機していますが、日本では紹介状がないと大きな病院にはほとんど行けません。 
 

この違いは、外国人入居者の方々の不安にもつながるため、日常生活のサポートを行う際には、日本の医療制度や受診の流れについて事前にわかりやすく説明するようにしています。”

 

周囲からは、こんな印象を持たれているそうです。

“同僚からは『話しやすくて、いつも素直に率直な意見を言ってくれる、可愛らしいタイプ』とよく言われます。” 

 

 

 

 

 

 

最後に|未来とメッセージ

国際事業チームとして、これから目指す姿について。

“今後は、日本で住まいを探すときに、すべての外国籍の方が最初に思い浮かべる存在、そんな会社を目指したいと考えています。”

 

日本で暮らし始める外国籍の方へ、イデさんからのメッセージです。

“まずは『心を開くこと』を大切にしてほしいです。母国と同じ感覚や慣れに固執していると、日本での生活が少し難しく感じるかもしれません。でも、少しだけ視野を広げて日本の文化や習慣を受け入れてみると、日本は本当に暮らしやすく、安全で安心できる国だと実感できるはずです。”

 

そして、LandHousingに興味を持つ方へ。

“LandHousingには日本人スタッフと外国籍スタッフの両方が在籍しており、まさに多様性あふれる環境で働くことができます。ダイバーシティのある職場で挑戦してみたい方には、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいです。” 

 

 

 

 

 

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