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【外国人向け】日本での郵便・宅配サービスの使い方ガイド
2025.09.04
日本で暮らしていると、郵便や荷物を受け取る機会が訪れます。慣れていれば簡単ですが、初めてだと少し戸惑うかもしれません。
そこで今回は、日本での荷物の受け取り方や再配達と不在票についてお話しするとともに、宅配ボックス付き物件のメリットと使い方、海外へ荷物を送る方法などをご紹介します。
荷物の受け取り・再配達・不在票について
・荷物の受け取り方
自分宛に届く荷物は、基本的に自宅で受け取ることが可能です。インターホンが鳴ったら、返事をしてドアを開けましょう。ハンコを押すよう指示された時は、ハンコを押すか、サインをしてから荷物を受け取ります。
家にいる時に荷物を届けてもらいたければ、都合の良い日時を事前に指定しておきましょう。日時の指定は、各業者のWebサイトで手続き可能です。
荷物を直接受け取れない場合は、置き配サービスを活用するという方法もあります。置き配とは、玄関先・宅配ボックス・車庫・物置など、あらかじめ指定した場所に荷物を置いてもらうサービスです。配達員と顔を合わせず荷物を受け取ることができますが、盗難には注意しなければなりません。
・再配達の仕方
配達員が荷物を届けに来たとき、自宅にいなかった場合は再び荷物を配達してもらえる「再配達」というサービスがあります。再配達を希望する場合は電話やネットから申し込み、希望の日時や受け取り場所を伝えましょう。
荷物を受け取る場所は自宅のほか、郵便局の窓口や最寄りの配送センター、コンビニでの受け取りを選択することも可能です。希望の日時や受け取り場所を伝えたら、荷物が届くのを自宅で待つか、指定した場所へ取りに行きましょう。
・不在票の読み方
配達時に外出していた場合は、ポストに「不在票」が残されます。再配達を希望するときも、この不在票に記載されている連絡先に電話して再配達を依頼します。
再配達の依頼先:電話番号(ドライバー直通番号や携帯番号、24時間音声受付電話など)やQRコード
※不在票の一番下に、外国語や英語に対応した電話番号が記載されている場合もあります。
伝票番号:追跡番号や送り状Noと記載されていることもあります。依頼時に聞かれるので、番号を確認しておきましょう。
なお、不在票に受取人の名前や荷物の種類の記載がある場合は、内容に間違いがないか確認しておくことも大切です。
宅配ボックス付き物件のメリットと使い方
配達時に荷物を受け取れなかった場合は、再配達を依頼しなければなりません。再配達を依頼するとなると配達までの時間がさらにかかりますし、慣れていないと依頼の手続きも面倒です。そんな時に便利なのが、宅配ボックス付き物件です。宅配ボックスのある物件に住むと、家にいてもいなくても荷物が受け取れるようになります。
● 宅配ボックス付き物件に住むメリット
・不在時でも受け取り可能
宅配ボックスがあれば、留守中でも荷物を受け取ることができます。再配達の手間も省けますし、翌日以降の配達に延期されることもありません。非対面なので準備をして待つ必要もなく、配達時間に縛られることがないので、ストレスも溜まりません。
・セキュリティ面の向上
宅配ボックスがあると、盗難や破損のリスクが低減できるというメリットもあります。宅配ボックスには鍵が付いているので、荷物を安全に保管しておけます。
また、配達員を装った不審者が訪問してきた時に、間違えてドアを開けてしまう危険も回避できます。特に一人暮らしの女性にとっては、安心できるのではないでしょうか。
● 宅配ボックスの使い方
宅配ボックスの使い方は、非常に簡単です。宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れ、不在票をポストに投函していきます。不在票を確認したら、宅配ボックスの荷物を取り出して完了です。
なお、一般的に普及している機械式の宅配ボックスは配達時に宅配業者が荷物を入れた後で暗証番号を設定し、不在票に記載します。受け取り人は不在票に書かれた暗証番号を入力して宅配ボックスを開け、中から荷物を取り出します。
海外へ荷物を送る方法とコンビニでできること
海外へ荷物を送る場合は、郵便局や宅配業者を利用することになります。
・郵便局(EMSと国際小包)
・ヤマト運輸の国際宅急便
・FedEx
・DHL
・UPSなど
なお、コンビニから荷物を送ることもできますが、海外発送は受け付けていません。海外に荷物を送りたい時は近くの郵便局や宅配業者の営業所に出向くか、集荷を依頼しましょう。