コラム

日本の住まい

自然災害への備え・予防に関する記事のポイント

2025.04.17

 

毎年のように豪雨や土砂災害が起きる日本において、自然災害に備えることは非常に重要です。災害は突発的に起きるものですから、早い段階で準備をしておくようにしてください。今回のコラムでは自然災害対策についてのポイントを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本の防災対策

災害時にはまず、命を守ることが最優先です。マンションであれば災害時には閉じ込められる恐れがあるのでエレベーターは使用できません。非常階段の場所はあらかじめ確認しておく必要があります。また、災害は、職場や学校など、家族がバラバラに過ごしている瞬間に訪れる可能性もあります。スマートフォンがつながらなかったり、電池が切れたりする可能性も高いので、大きな災害があった場合に、家族はどこに集まるかを決めておくようにしてください。

 

また、自宅で災害にあうことに備えて、非常用持ち出し袋の用意はしておきたいところです。特に乳幼児や高齢者がいる場合には、用意すべきものが多くなるので、前もって準備しておくとよいでしょう。乳幼児であれば紙おむつやおしりふき、それらを捨てるビニール袋や、すぐにお湯が用意できないことを考えて、混ぜたり温めたりする必要がない液体タイプのミルクがあると役立ちます。高齢者がいる場合には持病の薬やお薬手帳、紙おむつ、歯磨きシート、入れ歯洗浄剤、老眼鏡なども用意しておくことをおすすめします。

 

 

 

 

 

住まいの安全対策

地震や洪水に備えて、住まいにも安全対策が必要です。すぐに実施できるものとしてはタンスや本棚、冷蔵庫などの背の高い家具が地震によって倒れてしまわないように転倒防止グッズを使用することです。家具の下に敷く滑り止めシートや家具と天井の間に設置するストッパーなどがあります。また、浸水対策としては土嚢や止水板などの方法があります。戸建ての場合や、海や川に近い建物、海抜が低い場所にある建物の場合は浸水対策も必要になるでしょう。

 

そして地震が多い日本では地震対策として建物の耐震補強も重要です。特に築年数の経っている戸建ての場合は耐震リフォームを検討してみてください。リフォームにかかった費用に対して、自治体が補助金を設けていることも多いので、耐震リフォームを行う前には各市区町村の窓口に相談してみるとよいでしょう。
 

 

 

 

 

 

 

災害時の情報収集と対応

災害時は避難するまで、そして避難してからも情報収集が重要になります。地震や津波、豪雨などの気象情報や、避難所の場所などを正確に把握するために防災情報アプリをインストールしておくとよいでしょう。情報収集には正確性とスピードが重要になるので、信頼のできるアプリを利用することをおすすめします。また、スマートフォンなどに音とともに通知される緊急地震速報も重要な情報源となります。問題なく通知が受け取れる設定になるか、確認しておくようにしてください。

 

自然災害はいつどこで起きるか分かりません。そのため、誰もが備えておく必要があります。自分の命や家族の命を守るために、できることは可能な限り実施する気持ちが重要です。さまざまなものを準備しておくことで安心感につながりますし、それらを使わなかったとしてもそれは決して損ではありません。ぜひ今回のコラムを参考にしてください。
 

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