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ペット可の賃貸物件は少ない?杉並区でペットと暮らせるお部屋の探し方
2025.05.29
ペットを飼っている人にとっては、思いのほか難航するお部屋探し。ペットを飼う人が増え、飼育可能な物件も年々増えてはいるものの、まだまだ数が不足しています。ペット可の賃貸物件が見つからないからといって、飼育を放棄するようなことは絶対にあってはなりません。ペットを飼ってから後悔しないためにも、飼い主に必要な心構えを知っておきましょう。
ペットを飼う前に知っておきたい5つのポイント
・居住環境
ペットと一緒に暮らすためには、ペットを飼える住宅に住むことが大前提です。そもそも集合住宅では近隣トラブル防止の観点からペットの飼育を禁止している物件も多く、ペット可でも厳しい条件を設けているケースは珍しくありません。近隣住民に迷惑をかけずにペットがストレスなく暮らせる物件は限られてしまいますが、内緒で飼うのはルール違反です。
・ライフスタイル
ペットを飼い始めたら、飼い主のライフスタイルは一変します。ご飯に散歩、トイレの処理など日々のお世話は欠かせませんし、ペットが病気や怪我をした時はすぐに動物病院を受診しなければなりません。留守中のお世話を考えて、長期間の旅行を控えている人もいます。ペットの種類によっては、ペットホテルや動物病院への移動に車が必要になるケースもあります。
・経済的な負担
ペットを飼うにあたり、どのくらいお金がかかるのかも知っておきたい問題です。ケージやトイレ、首輪にリードなどの初期費用に加え、エサ代、ワクチン代、しつけ・トレーニング料、トリミング代、光熱費など毎月かかる出費もあります。
・ペットの寿命
人間同様、ペットも高齢化が進み、介護が必要になるケースも増えてきました。犬や猫の寿命は平均15年で飼い主より長生きする可能性もありますが、寿命が尽きるまでお世話が必要です。最期までお世話をする体力や時間があるか、万が一の時は代わりに飼育を頼める人がいるか、事前に考えておくことも大切です。
・動物アレルギー
ペットは私たちに癒しや安らぎを与えてくれる一方で、動物の毛やフケ、唾液はアレルギーの原因になります。動物アレルギーの症状は、アレルギー性鼻炎や目のかゆみ、喘息、アトピー性皮膚炎など。家族にアレルギー体質の人がいる場合はアレルギー反応を起こす可能性があるので、慎重に検討すべきです。
杉並区でペットと暮らせる賃貸物件の探し方
ペットと一緒に楽しめる公園が多い杉並区は、ペットを飼うのに適したエリアです。そんな杉並区で物件を探す際は、以下の4つのポイントを押さえておくと物件を探しやすいでしょう。
・予算を高めに設定する
ペット可の賃貸物件は通常の物件と比べて、敷金が高い傾向にあります。ペットを飼育していると部屋に汚れやニオイがつきやすく、原状回復やクリーニング費用が高くなるためです。敷金なし物件では初期費用を抑えられますが、まれに敷金を超えた分の退去費用がかかる場合もあります。家賃も通常の物件の1〜2割り増しとも言われており、予算は高めに設定しておいた方が物件は見つかりやすくなります。
・希望条件を緩める
ペット可の賃貸物件はそもそも数が少ないので、築年数や駅からの距離、間取りや設備といった条件面での妥協も必要です。最初は幅広く検索し、優先度の高い条件を追加して絞り込んでいきましょう。
・ペット可物件の種類を知る
ペットと一緒に暮らす賃貸物件には、「ペット可賃貸」や「ペット相談可賃貸」があります。いずれもペットの飼育を認めている物件ではありますが、ペット相談可賃貸では猫や大型犬の飼育を禁止するなど、厳しい条件が設けられているケースも珍しくありません。数は少なくなりますが、「ペット共生型賃貸」や「ペット可の賃貸一戸建て」も選択肢に入れて探すことをおすすめします。
ペット共生型賃貸…リードフックや足洗い場など、ペットと飼い主のための設備が整っている賃貸物件。他のスタイルに比べて、家賃は高めです。
ペット可の賃貸一戸建て…ペットが飼える一軒家の賃貸物件。マンションに比べてのびのび暮らせるが、近隣への配慮は必要。物件数は少ないものの、ペット可の割合が高めです。
・杉並区の物件に詳しい不動産会社に相談する
杉並区内でペットを飼える物件を探すなら、地域の特徴や物件を熟知している不動産会社に相談するのもひとつの方法です。地域の情報に精通している不動産会社なら希望に近い物件を紹介してくれる可能性が高いので、積極的に利用しましょう。