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【家具の選び方と配置のコツ】狭い部屋でも広く見せる方法をご紹介
2025.06.12
簡単に買い替えられない大型家具は、失敗したくない買い物ですよね。ここでは家具選びと家具配置のコツを紹介しますので、居心地の良い空間づくりに役立てていただければと思います。
新居で使う家具の選び方
まずは、新居で使う家具の選び方からご説明します。
・間取りに合わせて選ぶ
引越しのタイミングで家具を新調するのであれば、図面を確認しながら間取りや広さに合わせて選ぶと部屋にマッチした家具が見つかります。部屋に合わない大きさの家具を買ってしまうと生活動線の邪魔になったり、圧迫感が出たりして心地よく過ごせません。家具を選ぶときは、図面を確認しながら選ぶとサイズや配置も限られてきてスムーズです。
・ライフスタイルに合わせて選ぶ
普段、家でどのように過ごしているか振り返ってみると必要な家具が明らかになります。例えば、家にいる時間が長ければ、ベッドのほかにテーブルやソファーなど大型家具を一通り揃えておくと便利です。家にいる時間が短い場合は必要最低限の家具だけでも困りませんし、家具が少ないことで掃除が楽になるというメリットもあります。
部屋を広く見せる家具の配置
リビング
家事に来客と様々な用途で使われるリビングには、つい物を詰め込みがちです。しかし、物が溢れたリビングは雑然とした印象を与え、リラックスできる空間とは程遠くなってしまいます。必要最低限の家具だけ置いて空間に余裕を持たせ、くつろげる空間を目指しまょう。
・ドアや窓付近に大きな家具を配置しない
ドアや窓の付近には家具を置かず、スペースを設けることでゆとりが生まれます。ドアの周りに物を置かなければ奥行きが感じられますし、生活動線も悪くなりません。窓の前に家具を置く場合は、窓を塞がないよう低めの家具を置くのがポイントです。
・ソファーを壁際やコーナーに置く
狭い部屋ではソファーを部屋の中央に置くと存在感が出てしまうので、壁際やコーナーに配置して広く見せる方法があります。ただし、ソファーは壁や家具にぴったりつけると圧迫感があって安らげません。壁や家具から10~20㎝ほど離すだけでも、圧迫感から解放されます。
ダイニング
限られたダイニングスペースで家具の配置を考える時は、人が通る動線の確保を優先します。
・テーブルは壁につけて配置する
限られたスペースにテーブルを置く場合、壁付けが最もスタンダードな配置です。テーブルは他の家具に比べて高さがあるので、狭い部屋の真ん中に置くと圧迫感が出てしまいます。テーブルの片側を壁に寄せると通路幅も広くなり、スムーズに移動できるようになります。
・椅子の後ろにスペースを設ける
テーブルの配置を考える際は、椅子の位置にも配慮が必要です。立ち上がる時に椅子を後ろに引けるスペースがないと姿勢が不自然になり、ストレスを感じやすくなります。座っている人の後ろを人が通ることも考えると、90cm以上は壁や家具から離すのが理想です。
寝室
寝室ではベッドの位置が寝心地に影響を与えます。睡眠は心と体の回復には欠かせないので、安眠できる空間づくりが大切です。
・ベッドと壁の間にスペースを設ける
ベッドは壁から50cm以上離れていると、人が通りやすくなります。ベッドを壁に沿わせる配置では、10cmほど隙間を開けておくとベッドメイキングの時に困りません。ただし、50cm以上のスペースができたとしてもデスクやドレッサーを詰め込むと窮屈に感じることがあるので、余白を残しておくことをおすすめします。
・ワンルームではベッドを部屋の奥に配置する
ワンルームで部屋を広く見せたければ、ベッドの位置は部屋の奥にします。狭い部屋では入り口付近に背の高い家具を配置し、奥に向かって背が低い家具を並べていくと、遠近法で奥行きが生まれて部屋が広く見えます。