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キッチンの特徴比較とライフスタイルに合わせた選び方
2025.05.22
キッチンは大きく分けて、対面キッチンと対面ではないキッチンの2種類があります。対面キッチンはリビングやダイニングに向かって作業をするタイプ、対面ではないキッチンは壁に向かって作業するタイプです。どちらのキッチンを選ぶか迷った時は、ライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
今回は対面キッチンと対面ではないキッチン、それぞれのメリット・デメリットとライフスタイルに合わせた選び方をご紹介します。
対面キッチンのメリット・デメリット
対面キッチンにはペニンシュラキッチンとアイランドキッチンがあり、ペニンシュラキッチンは左右どちらかが壁に接しているタイプ、アイランドキッチンは壁から離れて独立しているタイプです。
・メリット
対面キッチンの大きなメリットといえば、家族とコミュニケーションが取りやすいこと。キッチンとリビング・ダイニングが仕切られていないので、作業をしながら家族と会話を楽しむことができます。目が離せない年齢のお子様がいるご家庭では安心して家事に取り組めますし、来客時もお客様に寂しい思いをさせずに済みます。
対面キッチンはリビング側から手元が隠れるというメリットもあり、洗い物が溜まっていたとしても慌てる必要がありません。広々としていて動きやすく、収納スペースも確保しやすいなど、メリット満載のキッチンです。
・デメリット
対面キッチンのデメリットは、リビングやダイニングに臭いが広がりやすい点が挙げられます。また、カウンターが低い対面キッチンは水や油がはねてリビング側の床が汚れるというデメリットもあります。特に油はねは火傷の原因になるので、小さい子供がいるご家庭では注意が必要です。
対面ではないキッチンのメリット・デメリット
対面ではないキッチンは壁付けキッチンとも言われ、リビングやダイニングと壁で仕切られていないオープンキッチンとドアや壁で囲まれ、独立した空間になっているクローズドキッチンがあります。
・メリット
壁付けキッチンの大きなメリットは、リビングやダイニングが広く使えること。壁の方を向いて作業するので、料理や片付けに集中しやすいというメリットもあります。壁に換気扇が付いていると臭いや煙もリビングに広がりにくく、水はねや油はねも壁が受け止めてくれます。背面にダイニングテーブルを置く配置にすると、配膳や下膳も楽になります。
・デメリット
壁付けキッチンのデメリットは、リビングやダイニングからキッチンが丸見えになること。食器や調理器具を出しっぱなしにしていると、雑然とした印象を与えかねません。キッチンと冷蔵庫や食器棚を並べて配置する間取りでは横移動が増え、動線が悪くなりがちです。間取りによっては、食器棚やキッチン家電を収納するスペースが確保しにくいこともあります。壁側を向いて作業しているとリビングの様子が把握できないので、お子様が小さいうちは心配かもしれません。
ライフスタイルに合わせたキッチンの選び方
対面キッチンにも壁付けキッチンにもメリットとデメリットがあり、一概にどちらが便利とは言えません。何を重視するかによってキッチンの選び方も変わってきますが、ここではライフスタイルに合わせた選び方をご紹介します。
・対面キッチンはこんな人におすすめ
家族と孤立せず、コミュニケーションを取りながら料理をしたい方には対面キッチンがおすすめです。目が離せない年齢の子様がいるご家族をはじめ、高齢の親と同居しているご家族やペットを飼っているご家族もリビングやダイニングを見渡せると安心です。
・壁付けキッチンはこんな人におすすめ
家族の人数が少なく、食器もそれほど多くなければ、省スペースで作業に集中できる壁付けキッチンでも十分でしょう。臭いや煙も広がりにくく、料理好きな方にも適しています。キッチンの後ろにテーブルを置けば振り返ってすぐに料理を出せるので、効率重視の方にもおすすめです。